さくらインターネットのレンタルサーバーにWordPressを設置しました。
導入手順を簡単にメモ書きしておきます。
WordPressのダウンロード
WordPressよりWordPress日本語版「wordpress-2.5.1-ja.zip」をダウンロード。
さくらのレンタルサーバの事前準備
WordPressの動作環境は
動作環境
WordPress 日本語版 2.5 以降
- PHP バージョン 4.3 以上
- MySQL バージョン 4.0 以上
さくらインターネットのレンタルサーバの場合、PHPとMySQLを使用するにはスタンダードプラン以上の契約が必要。
データベースサーバ(MySQL)の設定
WordPressのインストールに必要な情報は(1)データベースサーバ名、(2)アカウント名、(3)データベース接続パスワード。会員メニューから「コントロールパネル」に進んで「データベースの設定」をメモする。
WordPressの 設定ファイルの作成
WordPressの設定ファイルを作成し、データベースへの接続情報を記述する。
まずは「wordpress-2.5.1-ja.zip」を解凍する。wordpressフォルダに「wp-config-sample.php」があるので、このファイルを同じフォルダでコピーし、ファイル名を「wp-config.php」に変更する。
MySQL 設定
作成した「wp-config.php」をエディタで編集する。
define('DB_NAME', 'アカウント名'); // データベース名 define('DB_USER', 'アカウント名'); // ユーザー名 define('DB_PASSWORD', 'データベース接続パスワード'); // パスワード define('DB_HOST', 'mysqlNN.db.sakura.ne.jp'); // データベースサーバ
・データベース名もアカウント名(HogeHoge.sakura.ne.jpのHogeHogeの部分)
・データベースサーバはさくらインターネットの場合は変更する必要がある NNは数字が入る。
SECRET_KEYを変更する。
続けて、「wp-config.php」をエディタで編集。記載されているコメントに従って独自フレーズに変更する。http://api.wordpress.org/secret-key/1.0/ にアクセスすると秘密鍵が表示される。
define('SECRET_KEY', '独自のフレーズ');
テーブルの接頭語を指定
続けて、「wp-config.php」をエディタで編集。 複数設置する場合を考えてデフォルトから変更した。
$table_prefix = 'wp01_'; // 半角英数、アンダースコアが使用できます。
ファイルのアップロード
さくらレンタルサーバのスタンダードプランの場合、PHPはCGIモードで動作するので属性変更が必要。FTPソフトの設定で、アップロードしたPHPファイルの属性を「705」へ自動的に変更するように設定する。
wordpressフォルダ内の全てのサブフォルダとファイルをサーバーにアップロードする。アップロード先は例えばHogeHoge.sakura.ne.jpでブログを公開したい場合、wwwフォルダ。HogeHoge.sakura.ne.jp/blogで公開する場合は、wwwフォルダにblogフォルダを作成し、ファイル群をアップロードする。
インストーラの実行
ブラウザでアップロードした/wp-admin/install.php を開く。表示されたメッセージに従って操作する。もしエラーが発生するようなら wp-config.php ファイルをもう一度確認。
adminパスワードが自動的に生成され表示されるので、これをメモしておく。
ダッシュボードへログイン
インストーラがログインページを表示するので、ユーザ名 「admin」と、インストール中に生成されてメモした「パスワード」を使ってログインする。